IT エンジニア プロフェッショナルインタビュー 最前線で活躍するITエンジニアの声をお届けします。 第二回目は、金融系ITコンサルタント 北條 尚人さんです。

エンジニアの先輩のアドバイスを聞いてステップアップの足がかりに

Q.北條さんのキャリアの中で転機になったものはありますか。

北條:
フリーランスになったタイミングが一番の転機です。実はこの仕事を辞めようと思ったことがありました。会社員としてのエンジニア時代は、帰りが遅くなることが増えてきて、体力的にこの先きついだろうと思い、20代後半の時に退職を決意し、新たな一歩を踏み出しました。

退職後2〜3ヶ月は、自由な時間をとって旅行などにも行っていたのですが、その時、昔一緒に仕事をしたことがある人から、「こういった案件があるんだけど、人が足りないから良かったら来ないか」と仕事のオファーをいただきました。「どうせ一度は辞めたんだし」と気負わずに、試しに半年間そのプロジェクトをやってみよう、と思ったことがきっかけです。そこから過去に一緒に仕事をやっていた方々が仕事をくれるようになり、そのままフリーの道に進むことになりました。

─ どのようにして、フリーランスでゼロからITコンサルタントというキャリアまでステップアップできたのでしょうか。

北條:いく先々にコンサルタントの方がいらっしゃるので、その人たちと一緒に仕事をさせていただく中でアドバイスをいただきました。例えば、PMBOK(※注1)の勉強が必要だとか、PMP(※注2)などの資格があるといい、など具体的なことですね。

仕事をしていく中で、こういう風に仕事を進めていくとコンサルの仕事になるのかな、など自分でどんどん吸収していくことも必要だと思います。

  1. 注1:PMBOK(ピンボック)とは、プロジェクトマネジメントに関する知識(ナレッジ)、スキル、ツール、技法、メソドロジー、ベストプラクティスなどをまとめたノウハウ集
  2. 注2: PMP(Project Management Professional)とは、PMI(プロジェクトマネジメント協会)本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格
打ち合わせに向かう北條氏の写真

目標に近い人を見て自ら吸収してきた、という北條氏

クライアントと談笑する北條氏の写真

どんな案件でも顧客に寄り添う柔軟性を大切に

─ ご自身の経験から思う、企業にいた時とフリーになってからの仕事の違いは何ですか。

北條:
そうですね、企業のエンジニアは大きく分けて二つ、社内エンジニアと社外に出て活躍するエンジニアがいるかと思います。あとは僕のようなフリーランス。

僕みたいなフリーランスは社外に出て活躍するエンジニアの方と近いと思うのですが、社外に出て仕事をする場合、 ITありきで、お客さんありき、そうした技術面と企業課題の双方のバランスを取る考え方が必要です。ですので、そのお客さんによって仕事の仕方を変えたり、考え方を変えていかないと上手くいかない部分が多いのかなと思います。

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